ヘアーサロンホリでは30年くらい前から予約制を取り入れています。
 当時は、お客さまが予約になれていなので、ずいぶんトラブルがありました。
 例えば、客待ちにお客さまが居なければ、誰でもすぐにできると思います。
 しかし、偶然、椅子が全部空いていて予約のお客さまを待っている状態です。5分もすれば全部予約のお客さまで埋まってしまうのです。こういう場合は,出来ないとお断りするのはむずかしいのです。
 また、予約でないお客さまがお待ちのときに、予約のお客さまが来店され、先に始めてしまうと、待っていたお客さまが怒って帰ってしまったこともありました。
 予約を始めたのはサロン側の都合からではありません。
 土、日曜日にお客さまが集中して、2,3時間お待たせするのは申しわけないので予約制にすることにしました。

 今でも予約制でないお店は、お客さまが集中したときは急いで仕事をしてお客さまを待たせないようにします。
 時間があるときはゆっくり丁寧にできますが、忙しいときにはそれが出来なくなり、むらな仕事になります。

 3,40年前の理容店の年末はお客さまが混んで、何時間待たせるかわからないくらいでした。
 そのころの技術者は早い仕事をして1日に何人やったなど自慢しあったものでした。
 わたしの祖父はそれが嫌いでした。どんなときでもいつもと同じように仕事をしろと言っていました。
 そこで予約制にして時間を決めればどんなときでも同じようにできると考えたのです。
 予約とはお客さまの都合で、この日この時間にやりたいということが優先されるのです。そしてお客さまとサロンのお互いの大切な時間を無駄にしないことになるのです。
 理容の仕事はお客さまの時間をもらっているのです。
 予約は単に時間を決めることではありません。お互いにその時間を共有するのです。
 その貴重な時間をサロンにおいてお客さまにどう過ごしていただくかというのが理容の仕事の重要なテーマです。
 ヘアーサロンホリがリラクセーションをコンセプトにしているのはお客さまに来店された時はゆっくり、快適に過ごしていただきたいからです。
 最近は予約のお客さまが無断でキャンセルされる方はほとんどありません。本当にありがたいことです。
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